喫煙について考える
こんにちは!小山田歯科医院です 🙂
雪が降ったり止んだり…立春を迎えたとはいえ、まだまだ寒い日が続いていますね。
今日は「喫煙がお口に与える影響」についてお話しします!
タバコは口にくわえて吸います。(当たり前ですね笑)
そのため、口腔内は体の中よりも、ダイレクトに煙の影響を受けます。
よく言われるのは、
・歯肉の免疫細胞の機能を抑制するため、修復機能が低下してしまいます。
→そのため歯周病になりやすく、歯が抜けるリスクが高くなります。
・また、ニコチンにより歯周組織の血流が悪くなりメラニン色素が付着し、見た目が悪くなります。
と、これだけでもタバコが口腔内に与える影響は大きいですが、
さらに最近では「受動喫煙」でも虫歯のリスクが高まるという研究が発表されました。
家庭で10年以上、たばこの煙を浴びた若者が虫歯になりやすいことを裏付ける調査結果を、岡山大の研究グループがまとめた。
受動喫煙の経験がない若者と比べ、虫歯リスクが1.5倍高かった。
タバコは大人が吸うもの。
ですが、影響があるのは大人だけではありません。
この研究が、喫煙の在り方を見つめ直すきっかけとなってもらえればと思います。
小山田歯科医院